生麦事件
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生麦事件
(新潮文庫, よ-5-42,
新潮社, 2002.6
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ナマムギ ジケン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101117423
内容説明
文久2(1862)年9月14日、横浜郊外の生麦村でその事件は起こった。薩摩藩主島津久光の大名行列に騎馬のイギリス人四人が遭遇し、このうち一名を薩摩藩士が斬殺したのである。イギリス、幕府、薩摩藩三者の思惑が複雑に絡む賠償交渉は難航を窮めた—。幕末に起きた前代未聞の事件を軸に、明治維新に至る激動の六年を、追随を許さぬ圧倒的なダイナミズムで描いた歴史小説の最高峰。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101117430
内容説明
生麦村でのイギリス人殺傷事件から十カ月…イギリスは艦隊を鹿児島湾に派遣し戦闘の火蓋が落とされる。勝敗は明白と思われたが、艦長の戦死などイギリス軍は甚大な被害を受け、国内外の世論の批判にも晒された。一方、世界の技術力を身をもって知った薩摩藩は講和を決断するが、そこにはある目論見があった—。幕府、薩長は、「攘夷から開国へ」という歴史の潮目をどう読んだのか。
「BOOKデータベース」 より