寂聴今昔物語
著者
書誌事項
寂聴今昔物語
(中公文庫, [せ-1-15])
中央公論新社, 2002.5
- タイトル読み
-
ジャクチョウ コンジャク モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
平安朝末期の混沌とした時代に成立した「今ハ昔」で始まる物語。貴族から庶民まで、あらゆる階層、職業の人びとの暮らしぶりや哀歓が、素朴で明快な文体でいきいきと描かれている。一千二百余話から四十五話を選び、その興味尽きない面白さを鮮やかな筆致でよみがえらせ、古典文学の奥深さへといざなう。
目次
- 時平左大臣が、国経大納言の妻を奪う
- 蕪の子
- 典薬寮に行って病気を治す女
- 橘季通女の部屋から逃げる
- 橘則光が人を切り殺す
- 相撲取の妹の怪力
- 碁の名人寛蓮を負かした女
- 安倍晴明、忠行の弟子になる
- 悪霊となった人妻の害を除く
- 登照が朱雀門の倒れるのを占う〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より