将軍の庭 : 浜離宮と幕末政治の風景

書誌事項

将軍の庭 : 浜離宮と幕末政治の風景

水谷三公著

(中公叢書)

中央公論新社, 2002.5

タイトル読み

ショウグン ノ ニワ : ハマ リキュウ ト バクマツ セイジ ノ フウケイ

注記

参考文献: p253-259

内容説明・目次

内容説明

江戸の春、将軍の庭に遊ぶ人々。将軍とその一門、政府高官や京の公家たち。江戸宮廷の華やかな園遊会。江戸の秋、大坂で客死した将軍の棺が上陸する。庭を沈黙が支配し、待ち受ける政府面々を憂色がつつむ。将軍の庭だった浜離宮庭園—この場所と風景についた歴史の追憶。あるいは浜庭に交錯する政治と儀礼。よくもあしくも私たちの江戸があり、「始まりの終わり」の場所がある。

目次

  • 第1部 花の御庭(最後の桜—浜御殿奉行;宮廷の庭—浜御庭拝見;奥と御成)
  • 第2部 嵐の庭(「芸術」の庭—黒船・砲術・電信機;改革の庭—将軍家茂上洛始末;「瓦解」の庭—内憂外患を過ぎて)

「BOOKデータベース」 より

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