日本経済失敗の構造
著者
書誌事項
日本経済失敗の構造
東洋経済新報社, 2002.6
- タイトル別名
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Unmaking the Japanese miracle : macroeconomic politics, 1985-2000
- タイトル読み
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ニホン ケイザイ シッパイ ノ コウゾウ
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注記
参考文献: p382-390
監訳: 太田赳
内容説明・目次
内容説明
長期的な政策失敗の原因は中央省庁や日本銀行、または与党政治家の無知、傲慢、あるいは堕落にあるわけではない。むしろ日本の政策決定の構造が政策の選択肢を限定し、この15〜20年間に行われた不適当なマクロ経済政策を促した。日本経済の停滞は確実に構造的な失敗で、本書では、その失敗の構造を冷静に分析する。
目次
- 序章 失われた奇跡
- 第1章 組織間の対立
- 第2章 組織の担い手
- 第3章 マクロ経済における政策手段
- 第4章 プラザ・ルーブル期—一九八五〜一九八七年 国内政策に対する海外からの圧力
- 第5章 バブルの膨張と崩壊—一九八八〜一九九二年 ためらいと行きすぎ
- 第6章 不況への対応—一九九三〜一九九七年 積極財政への転換
- 第7章 構造変化—一九九七〜二〇〇〇年 大蔵省の解体と日本銀行の復権
- 第8章 終わりなき戦い
「BOOKデータベース」 より