追悼の達人
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追悼の達人
(新潮文庫, あ-18-6)
新潮社, 2002.7
- タイトル読み
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ツイトウ ノ タツジン
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注記
主要参考文献: p621-642
内容説明・目次
内容説明
死んでけなされた漱石。切腹を許されなかった鴎外。追悼によって世に出た宮沢賢治。臨終の田山花袋に「死ぬ気分はどんなものかね」と訊ねた島崎藤村…死にまつわるエピソードは、小説家の生身の姿を鮮やかに浮き彫りにする。文人たちは知人の死をどう捉え、どう表現したのか?明治、大正、昭和の文士四十九人の死に寄せられた傑作追悼文や弔辞を通して、近代文学の新たな一面を語る。
目次
- 明治(正岡子規—死んで百余の句となる;尾崎紅葉—親分は哀しい;小泉八雲—死もまた「怪談」 ほか)
- 大正(上田敏—葬式に行かない理由;夏目漱石—漱石をけなした人々;岩野泡鳴—ちょうど死にごろ ほか)
- 昭和(芥川龍之介—「お父さん、よかったですね」;若山牧水—アル中患者を成仏させる;小山内薫—役者は死人にすがりつく ほか)
「BOOKデータベース」 より