生きる環境の模索 : 苦悩する知
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生きる環境の模索 : 苦悩する知
創文社, 2002.6
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イキル カンキョウ ノ モサク : クノウ スル チ
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参考文献: 巻末p8-16
Description and Table of Contents
Description
生命倫理、環境倫理などの諸問題に目を据えながら、さらに「真に人間として生きることはいかなることであろうか」という私たちにとって永遠の究極的な問題に迫る。現在、世界的に見れば、飢えと戦乱に苦しむ地域もあるのに、日本では、物質的な豊かさに溢れ、経済的効率性に社会が支配されている。その中に見失われた人間性の取り戻しこそ、いま、何よりも必要なことである。内面的な豊かさとしての生の充実を求めて、改めて、自己自身に対して、意識を深く向けなおすべき時であろう。
Table of Contents
- 序章 苦悩する知—生きる環境を考える
- A 生命を考える(実存としてのいのち—メタフュジックスからメタバイオロジーへ;生命と倫理—技術化された時代における問題点;実存思想と生命倫理;生命倫理という問題;生命倫理と倫理学)
- B 環境を考える(環境倫理学の可能性;環境問題の背景と将来;失われた感性—実存的人間学からの一考察;悲劇とは何か—有限存在の事実性)
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