性的身体 : 「破調」と「歪み」の文学史をめぐって

書誌事項

性的身体 : 「破調」と「歪み」の文学史をめぐって

岡庭昇著

毎日新聞社, 2002.6

タイトル読み

セイテキ シンタイ : ハチョウ ト ユガミ ノ ブンガクシ オ メグッテ

大学図書館所蔵 件 / 59

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

“尻”とは何か?縛られた女体はいかなるメッセージなのか?漱石、乱歩、荷風、川端、吉行淳之介、団鬼六、中上健次らの性表現を再検討しながら、性的逸脱、異形の身体をひたすら凝視し、自然規範という権力に本能で抗った表現者の軌跡を体系化する。

目次

  • 性的身体
  • 性的身体が反映するもの
  • 闇の文学史覚書—柳浪、乱歩、風太郎をめぐって
  • 肉体なき性
  • “変形させられた女体”と文学
  • 欠損のリアリティ
  • “尻”とはなにか
  • 教養小説としての『花と蛇』
  • 姦通の風景—漱石がさぐりあてたもの

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ