満州国の首都計画
著者
書誌事項
満州国の首都計画
(ちくま学芸文庫, [コ-17-2])
筑摩書房, 2002.7
- タイトル別名
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Changchun : planning of the capital city in the manchurian era
- タイトル読み
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マンシュウコク ノ シュト ケイカク
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注記
参考文献: p385
「満州国の首都計画 : 東京の現在と未来を問う」(1988.12月 日本経済評論社刊)を底本とする
その他のタイトルはブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
20世紀前半、日本の統治下にあった満州、朝鮮、台湾の主要都市では、いずれも計画的な街づくりが実施された。中でも、満州国の首都、新京=長春では、先進的な都市計画の理念と社会資本整備の技術が全面的に適用された。豊かな緑とオープンスペース、公園的な並木道、人工湖など、日本国内では実現していない、美観とゆとりを重視した理想的な都市計画が出現した。今日、長春は中国有数の「森の都」となっている。1945年当時、進駐した米国ウェデマイヤー将軍が「傑作」と激賞した都市計画が、なぜ、東京では実現してこなかったのか。戦後半世紀にわたって封印されてきた壮大なスケールの都市計画の全容がいま甦る。土木学会賞受賞。
目次
- 序章 新京と近代日本都市計画
- 1章 前史—長春の起源
- 2章 満鉄の都市経営と市街計画
- 3章 長春の市街地と都市成長
- 4章 満州国の首都計画
- 5章 国都建設計画事業一九三三‐三七年
- 6章 国都建設第二期事業と末期の百万都市計画
- 7章 新京の建築様式と建築の政治的表現
- 終章 新京と東京
「BOOKデータベース」 より