ユーロの野望
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書誌事項
ユーロの野望
(文春新書, 258)
文藝春秋, 2002.7
- タイトル読み
-
ユーロ ノ ヤボウ
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注記
EU・ユーロ年表: p215-218
内容説明・目次
内容説明
いよいよユーロ紙幣と硬貨が流通を開始。円、ドル、ユーロ三つどもえの凄絶なせめぎあいで二十一世紀の幕が開けた。アジア通貨危機の一因となるなど、ユーロの域外への影響ははかりしれず、円の相対的地位の低下が日本経済に厳しい試練を与えることも懸念されている。本書はヨーロッパ石炭鉄鋼共同体からEEC、ECを経てEUに至るまでのヨーロッパ統合の道をたどり、ユーロの現在を生々しくリポート。大英帝国の栄光を忘れられないイギリスのユーロへの根強い反発と警戒なども交え、古代ローマ以来の悲願達成までの痛みを伴う葛藤の歴史を浮き彫りにする。
目次
- 1 ユーロ登場の衝撃
- 2 ユーロは一日にして成らず
- 3 EUと欧州統合
- 4 ヨーロッパ市民の誕生
- 5 ユーロとイギリスの困った関係
- 6 ユーロは日本を脅かす
「BOOKデータベース」 より