神を見る
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神を見る
(ちくま学芸文庫, [タ-21-1] . 神話論集 / 高橋英夫著||シンワ ロンシュウ ; 1)
筑摩書房, 2002.8
- タイトル読み
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カミ オ ミル
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内容説明・目次
内容説明
神はどのようにして発見され、語られ、利用されてきたのか。古今東西の文学・思想の森に分け入って、その本質的要素を抽出した高橋神話論の集成。第1巻は、畏れやおののき、精神の顫動をはげしく惹きおこす「神を見る」行為を「観」(テオリア)として探る一方、「死」の変種・比喩である「隠れ」や「消滅」をキリスト教世界、日本神話世界から考え、本質的な生死を問う。また、アポロンやデュオニュソスなど、気紛れ、過激さ、無軌道を示すギリシアの神々の「形相」(エイドス)を辿り、神話や神々が後のさまざまな時代にいかなる「生」(ビオス)を発現させ、いかなるロゴスを結晶させたかを明らかにする。
目次
- 1 「見」から「観」へ(見ることと神;見つつ畏れよ—神の眼とリアリズムの眼 ほか)
- 2 死と再生(死と再生の古代;最初の死について ほか)
- 3 ディオニュソスをめぐって(ミュトスとビオス—神話原型的アプローチ;ニケの翼 ほか)
- 4 ロゴス、そして言葉(『パイドン』雑感—プラトン;四大について—ゲーテ『ファウスト』 ほか)
「BOOKデータベース」 より