源氏物語のコスモロジー : 若紫はなぜ雀の子を飼い育てるのか
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源氏物語のコスモロジー : 若紫はなぜ雀の子を飼い育てるのか
作品社, 2002.7
- タイトル読み
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ゲンジ モノガタリ ノ コスモロジー : ワカムラサキ ワ ナゼ スズメ ノ コ オ カイ ソダテル ノカ
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内容説明・目次
内容説明
密教占星法『宿曜経』と『竹取』『源氏』の密接な関連を明らかにし、物語文学誕生の秘密を探る注目の労作。
目次
- 『竹取物語』と『宿曜経』的宇宙観と運命観
- 『竹取物語』から『源氏物語』へ—『源氏物語』の主題と『宿曜経』
- 若紫はなぜ雀の子を飼い育てるのか—『若紫』(主題「女子養育」)
- 愚かな姫君と愚かな源氏—『末摘花』(主題「愚直」)
- 児めかしい女と夕顔の花—『夕顔』(主題「子供」)
- 悪心に苦しむ女と企む女—『紅葉賀』(主題「悪心」)と『花宴』(主題「企み」)
- プロローグ(兼エピローグ)としての三巻—『桐壷』(主題「闘争」)、『帚木』(主題「咎」)と『空蝉』(主題「欺瞞」)
- 第2部 プロローグ(兼エピローグ)—波乱の幕開け
- 第2部本文 影から光の勝利へ—須磨と明石
- 第3部 波乱なき時代の物語
- 第4部 深まる影—女三の宮降嫁
- 第5部 源氏亡き後もなぜ物語は継続されるのか—影の世界としての『宇治十帖』
「BOOKデータベース」 より