犬は「びよ」と鳴いていた : 日本語は擬音語・擬態語が面白い
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書誌事項
犬は「びよ」と鳴いていた : 日本語は擬音語・擬態語が面白い
(光文社新書, 056)
光文社, 2002.8
- タイトル別名
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犬はびよと鳴いていた : 日本語は擬音語擬態語が面白い
- タイトル読み
-
イヌ ワ ビヨ ト ナイテ イタ : ニホンゴ ワ ギオンゴ ギタイゴ ガ オモシロイ
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内容説明・目次
内容説明
「私が一番最初にひっかかったのは、平安時代の『大鏡』に出てくる犬の声です。「ひよ」って書いてある。頭注にも、「犬の声か」と記してあるだけなのです。私たちは、犬の声は「わん」だとばかり思っていますから、「ひよ」と書かれていてもにわかには信じられない。雛じゃあるまいし、「ひよ」なんて犬が鳴くかって思う。でも、気になる。これが、私が擬音語・擬態語に興味をもったきっかけでした。」—英語の三倍・一二〇〇種類にも及ぶという日本語の「名脇役」擬音語・擬態語の歴史と謎を、研究の第一人者が興味深く解き明かす。
目次
- 第1部 擬音語・擬態語の不思議(擬音語・擬態語に魅せられる;擬音語・擬態語のかたち;擬音語・擬態語の寿命;擬音語・擬態語の変化 ほか)
- 第2部 動物の声の不思議(昔の犬は何と鳴く;ニャンとせう—猫;チウき殺してやらう—鼠;モウモウぎうの音も出ませぬ—牛 ほか)
「BOOKデータベース」 より