青年ルター
著者
書誌事項
青年ルター
みすず書房, 2002.8-2003.10
- 1
- 2
- タイトル別名
-
Young man Luther : a study in psychoanalysis and history
- タイトル読み
-
セイネン ルター
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注記
1: 序-第4章. 2: 第5章-第8章
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784622039723
内容説明
内に秘めた創造性をのちにみごとに花開かせたルターにとって、青年期はいかなる意味を持ったのか?ルターを通じて青年の自我に内在する回復力を論じる。
目次
- 第1章 症例と事件—研究の方法論(サイコヒストリーの方法論—臨床的方法とその拡大;方法としての精神分析 ほか)
- 第2章 聖歌隊での発作—発作というひとつの事件をめぐる多様な解釈(修道士マルチンの発作—その多様な解釈;四つの異なるルター像—先行研究の検討 ほか)
- 第3章 服従 しかし誰に—幼年期・学校・修道院に入るまで(幼年期;学校と大学 ほか)
- 第4章 すべてか無か—理論的な中間考察(アイデンティティの混乱という視点;アドルフ・ヒトラーの青年時代—すべてか無か ほか)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784622039730
内容説明
若き偉人であると同時に後に大規模な破壊者となる病める青年。マルチン・ルターの葛藤と危機を、歴史・宗教・精神分析・ライフサイクル研究の諸相から読む。
目次
- 第5章 最初のミサと行き詰まり—修道院の生活とその葛藤(修道士マルチン;病める青年—偉大な人物の大きな葛藤 ほか)
- 第6章 「本気になること」の意味—中世キリスト教界とルター神学(ローマへの旅行—マルチンにとってのルネサンス;中世の思想状況—いくつかの世界観=価値観 ほか)
- 第7章 信仰と怒り—宗教改革とその後の精神的危機(宗教改革と農民戦争;鬱・尻・悪魔)
- 第8章 エピローグ—理論的整理(ルターとフロイトの対比;ライフサイクルにおける危機 ほか)
「BOOKデータベース」 より