コルシカの形成と変容 : 共和主義フランスから多元主義ヨーロッパへ
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コルシカの形成と変容 : 共和主義フランスから多元主義ヨーロッパへ
三元社, 2002.8
- タイトル読み
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コルシカ ノ ケイセイ ト ヘンヨウ : キョウワ シュギ フランス カラ タゲン シュギ ヨーロッパ エ
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注記
コルシカ年表: pxxviii-xxxiv
内容説明・目次
内容説明
革命の母国フランスから「植民化なき植民地」として扱われてきたコルシカの人々の言語・文化・社会の形成と変容を明らかにするとともに、地域の視点から、国民国家、ヨーロッパ統合をとらえ直す。
目次
- 第1部 コルシカにおける民族意識の形成(「コルシカ方言」、「コルシカ語」の形成と知識人の関係について;現代フランスの地域主義—一九六〇年代コルシカを中心に;コルシカにおける共和主義の受容と拒絶—近代からコルシカ民族主義と政治階層「クラン」による支配;「コルシカ人」とメディア)
- 第2部 単一性と多元性のはざまで—欧州統合時代のフランス共和国とコルシカ(ミッテラン地方分権政策とコルシカ—コルシカ州議会の設置(一九八二年)と一九八〇年代におけるコルシカ社会の変動;一九九〇年代のコルシカ—「コルシカ人民」をめぐる共和主義論争と大幅な制度改革、コルシカ民族主義運動の瓦解;現代フランスにおける言語問題—地域語とフランス共和国;九〇年代後半のコルシカ語の復権と「併用公用語」論—併用公用語と多言語主義、共和主義との関係;コルシカ制度改革と共和主義論争;統合ヨーロッパとフランス共和国、コルシカ)
「BOOKデータベース」 より