舗石の思想
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舗石の思想
(講談社文芸文庫)
講談社, 2002.9
- タイトル読み
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ホセキ ノ シソウ
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注記
年譜 -- 秋山駿: p332-348
著書目録 -- 秋山駿: p349-351
内容説明・目次
内容説明
石ころの存在を自らの「生存の原基」として団地居住者となった著者が、少年時に戦争から学んだ「生の綱領」をハカリにして、団地という場所から行なった定点観測。結婚、家庭、生活、社会等、そこに見えてくる戦後の「新しい生のスタイル」に「虚偽」の匂いを感じとる。目前の現実と自身の「生の綱領」との対峙のなかで、「私とは何か」を徹底究明した代表的長篇エッセイ。
目次
- ノートの声
- 団地居住者の意見
- 歪んだ時間
- 他人のような顔
- 空虚な人間
- 物語の領域
- 恋愛と結婚
- 戦争と家庭
- 死の音信
- 幕間・註及び雑説
- 自己紛失の劇
- 性的な記憶
- 陸橋上の冒険
- 舗石の上で
- 或る決算報告
- 負い目があるか
- 泣きながら走る子へ
「BOOKデータベース」 より