書誌事項

ディアーナの水浴

ピエール・クロソフスキー著 ; 宮川淳, 豊崎光一訳

水声社, 2002.8

第2版

  • : 新装版

タイトル別名

Le bain de Diane

タイトル読み

ディアーナ ノ スイヨク

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注記

初版: 風の薔薇 1988年刊

内容説明・目次

内容説明

ディアーナ(アルテミス)の水浴する裸身を盗み見たゆえに鹿に変えられ、自分の猟犬たちに噛み裂かれてしまうアクタイオーン—この神話の注釈の形をとった本書は、クロソフスキーの他の諸著、とりわけ小説作品の解読の鍵を秘めている。「ディアーナは神々と人間との中間にいる守護霊と盟約を結んで、アクタイオーンに顕われる。ダイモンは空気のような身体によって、ディアーナのテオファニーの模像となり、アクタイオーンに女神を所有しようという向こう見ずな欲望と希望を吹きこむ。ダイモンはアクタイオーンの想像となり、ディアーナの鏡となるのである。」鹿に化しつつあるアクタイオーンにディアーナが投げたという挑発の言葉—「さあ語れ、衣を脱ぎすてたわたしを見たと、もしお前にできるものなら、してみるがよい」、神話の中のアクタイオーンには答えるすべもなかったこの言葉に、もう一人の瞑想するアクタイオーンであるクロソフスキーが答えた言葉、それがこの本である。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA58732482
  • ISBN
    • 4891764732
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    118p, 図版1枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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