パリ植民地博覧会 : オリエンタリズムの欲望と表象

書誌事項

パリ植民地博覧会 : オリエンタリズムの欲望と表象

パトリシア・モルトン著 ; 長谷川章訳

ブリュッケ , 星雲社 (発売), 2002.9

タイトル別名

Hybrid modernities : architecture and representation at the 1931 Coronial [i.e. Colonial] Exposition, Paris

タイトル読み

パリ ショクミンチ ハクランカイ : オリエンタリズム ノ ヨクボウ ト ヒョウショウ

大学図書館所蔵 件 / 162

この図書・雑誌をさがす

注記

原著 (MIT Press, 2000) の翻訳

原著名 (誤植) : Coronial

内容説明・目次

内容説明

パリに再現されたアンコール・ワット、原住民を展示して。1931年のパリ植民地博覧会は、西洋文明の優位性が可視化された進化論のランドスケープだった。パリ植民地博覧会の成立過程を仔細にたどり、西欧帝国主義に潜在する「文明」と「野蛮」の視線を植民地パヴィリオンから検証する。

目次

  • はじめに コロニアリズムからハイブリッド・モダニティへ
  • 1 絶景!パリ植民地博覧会—チケット一枚で世界一周旅行
  • 2 捏造された植民地世界のスペクタクル—実現されたユートピア
  • 3 祝祭された西欧文明への反駁—文明と未開の境界喪失
  • 4 隔離されたエキゾチズムの楽園—新しい地理学とパリの都市空間
  • 5 ハイブリッド建築の両義性—西欧文明と未開文明の象徴
  • 6 建築観相学—可視化された進化論/人種のヒエラルキーと建築
  • 7 植民地博物館、慎み深いエキゾチズム—西欧芸術の蘇生と刷新
  • おわりに ハイブリッド文化のパラドックス—新たな空間と時間の秩序

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ