女系家族
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女系家族
(新潮文庫, や-5-31,
新潮社, 2002.4
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- 下巻
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ニョケイ カゾク
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Science and Technology Library, Kyushu University
上巻新潮文庫/や/5031112005008605,
下巻新潮文庫/や/5031112005008617 -
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上巻913.6||Y43||11058194,
下巻913.6||Y43||21049891 -
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Description and Table of Contents
- Volume
-
上巻 ISBN 9784101104317
Description
大阪・船場の老舗矢島家は代々跡継ぎ娘に養子婿をとる女系の家筋。その四代目嘉蔵が亡くなって、出もどりの長女藤代、養子婿をむかえた次女千寿、料理教室にかよう三女雛子をはじめ親戚一同の前で、番頭の宇市が遺言書を読み上げる。そこには莫大な遺産の配分方法ばかりでなく、嘉蔵の隠し女の事まで認められていた。…遺産相続争いを通し人間のエゴと欲望を赤裸々に抉る長編小説。
- Volume
-
下巻 ISBN 9784101104324
Description
長女藤代は踊りの師匠の梅村を相談相手にして、遺産相続を自分に有利にしようと画策する。それまでの慎ましやかだった性格からは想像できないきつい態度にでる次女の千寿。そこに番頭の思惑と、妾文乃が妊娠していた事実がからまって泥沼の様相を深めてゆく。だが、嘉蔵が生前周到に準備していた「胎児の事前認知」という驚天動地の方法によって金の亡者たちの野望に断が下される。
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