ヘーゲル現象学の理念

書誌事項

ヘーゲル現象学の理念

細川亮一著

創文社, 2002.9

タイトル別名

Hegels Idee der Phänomenologie

タイトル読み

ヘーゲル ゲンショウガク ノ リネン

注記

欧文タイトルはブック・ジャケットより

内容説明・目次

内容説明

本書は現象学の理念への問いに答える試みであり、三つの基本性格(体系の第一部、導入部、歴史)に定位して現象学を「三枚重ねの透かし織り」として読み解くことである。「構成そのものを支配した不幸な混乱」は精神と宗教の章の書き加えによって生じた。この混乱を取り除くことによって本書が浮き立たせた「織物=テクスト」の美しい模様こそ、ヘーゲル現象学の理念である。

目次

  • 序章 現象学の理念
  • 第1章 体系の第一部としての現象学(原現象学と現象学体系;意識の経験の学 ほか)
  • 第2章 導入部としての現象学(論理学への導入部;無限性としての承認 ほか)
  • 第3章 歴史としての現象学(哲学史に対応する一つの歴史;感性的確信‐知覚‐悟性 ほか)
  • 終章 ヘーゲル哲学の地平

「BOOKデータベース」 より

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