アラビア・ノート
著者
書誌事項
アラビア・ノート
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2002.10
- タイトル別名
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アラビア・ノート : アラブの原像を求めて
- タイトル読み
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アラビア ノート
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注記
参考文献: p287-288
内容説明・目次
内容説明
「アラブ」とはだれか。定住は頽廃につながるとする「移動哲学」。1960年代末から、サウディ・アラビアはメッカにほど近い地で、砂漠の民のただなかにとびこみフィールドワークを重ねた著者は、アラブの家族と寝食を共にし、語り合い、ありのままの暮らしのディテールを見つめることから、厳しい自然と戦いながら生きる彼らの、西欧とも私たちとも異質なものの見方、考え方、生活哲学をていねいに考察していく。しなやかな目と距離感で異文化の本質を掘り下げた不朽の名作。
目次
- 1 日記より—あるアラビアの一日(マリアムの憂鬱;夜のつどい;荒野の朝 ほか)
- 2 フィールド・ノートより—荒野に生きる人々(食べること、飲むこと;伝統衣装、イスラームと沙漠の産物;住いは女のもの ほか)
- 3 雑記帳より—移動文化を考える(町のアラブと沙漠のアラブ;アラブのものの見方;アラブとのつきあい)
「BOOKデータベース」 より