大原御幸(小原御幸)

Author(s)

    • 川西, 十人 カワニシ, トオジン
    • 白竜社 ハクリュウシャ

Bibliographic Information

大原御幸(小原御幸)

川西十人物語

(能の友シリーズ, 11)

白竜社, 2002.6

Title Transcription

オハラ ゴコウ(オハラ ゴコウ)

Available at  / 21 libraries

Note

編集: 白竜社

Description and Table of Contents

Description

晩春のある日、後白河法皇(ツレ)は大原寂光院を訪れます。そこには、安徳帝の御母という高貴な身の上であったにもかかわらず、運命に翻弄され、今は尼僧となった建礼門院(シテ)が侘しく暮していました。平家の栄枯盛衰を目の当たりにし、生きながら地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六道を体験したという女院に対して、法皇はその様子を語るよう仰せになります。問われるままに、女院はまだ生々しく記憶に残る六道の有様、平家一門の人々の最期、そして我が子である先帝入水の一部始終を語ります。やがて法皇一行が立ち去った後、放心したようにたたずむ女院を、たそがれの寂漠とした気配が包むのでした。

Table of Contents

  • 能のみどころ
  • 建礼門院徳子
  • 謡蹟案内
  • 「大原御幸」マップ
  • 物語・大原御幸
  • 大原御幸・原文
  • 『平家物語』潅頂巻

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Details

  • NCID
    BA59162437
  • ISBN
    • 4939134148
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    横浜
  • Pages/Volumes
    46p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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