書誌事項

荷風とニューヨーク

末延芳晴著

青土社, 2002.10

タイトル別名

Kafu & his New York

タイトル読み

カフウ ト ニューヨーク

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注記

関連年表: p413-422

参考図書: p423-429

内容説明・目次

内容説明

ニューヨークの都市文化を身をもって体験し、その鮮明な昂奮を克明に著した最初の日本人作家、永井荷風。都市の熱気、自由と快楽をこよなく愛した彼の眼差しを通し、20世紀最大のメガロポリスの全体像を当時の絵葉書とともに鮮やかに蘇らせる、まったく新しい都市文学論。

目次

  • あゝ、六月の夏の夜!
  • 独ハドソン河畔を歩む
  • ブロードウエイの高き建物黒く聳えて
  • 鴉片の筒を恋人の如くに引抱え
  • 電車の響は岸打つ波の如くに
  • マンツアニラの酒を飲みたいと思って
  • 余は都会の夜を愛し候
  • 長いレースの裾から踵の高い靴を見せ
  • 海上はるか、幾多の楼閣
  • 客を呼ぶ声が彼方から響き出すと〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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