オセアニア暮らしの考古学

Bibliographic Information

オセアニア暮らしの考古学

印東道子著

(朝日選書, 715)

朝日新聞社, 2002.11

Other Title

オセアニア : 暮らしの考古学

Title Transcription

オセアニア クラシ ノ コウコガク

Note

主要日本語文献: p251-252

Description and Table of Contents

Description

いまから約4000年前、イヌ・ブタ・ニワトリの家畜3点セットやタロイモの苗など、生活必需品をカヌーに積み込んで、東南アジアを船出した人々がいた。彼らは巧みにカヌーを操って海流に乗り、ハワイ、トンガ、フィジー、サモアなど、無人だった太平洋の島々にたどりつくと、そこに住み着いた。彼らは森林を切り開いて畑を作り、花の咲く木を植え、持ち込んだ家畜を育てた。私たちを魅了する、豊かでのどかな南の島の暮らしは、島本来の自然を破壊したり変えたりしながら、長い時間をかけて形づくられたのだ。独特の美しい文様をもつ「ラピタ土器」、ビーズの首飾り、魚や動物の骨、石斧や貝斧など、発掘で見つかる遺物が再現する、「南方楽園」の文化と社会。

Table of Contents

  • 第1章 海を渡る
  • 第2章 島に住む
  • 第3章 作る
  • 第4章 捕る
  • 第5章 育てる
  • 第6章 食べる
  • 第7章 飾る
  • 第8章 葬る
  • 第9章 ふたたび海へ

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1
Details
  • NCID
    BA59317329
  • ISBN
    • 4022598158
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    252p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top