日本的法意識論再考 : 時代と法の背景を読む
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日本的法意識論再考 : 時代と法の背景を読む
(Minerva人文・社会科学叢書, 69)
ミネルヴァ書房, 2002.10
- タイトル読み
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ニホンテキ ホウ イシキロン サイコウ : ジダイ ト ホウ ノ ハイケイ オ ヨム
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内容説明・目次
内容説明
戦後、契約関係に基づく近代的な人間関係を成立させるため、日本的な法意識の克服が議論された。本書は、この議論を代表する川島武宣博士の『日本人の法意識』を軸に、果たして日本社会に表れる諸問題を考える上で、伝統的意識との関係だけで議論してよいのかを検証し、日本人の伝統と変化への意識・対応については、ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』からその特徴を読みとる。「日本的」という概括的な捉え方をすることの危険性を指摘し、日本とドイツの法制度を例に、時代の実状を把握しつつ法とその背景にある意識の関係を考察する。
目次
- 第1部 社会観念と法(『日本人の法意識』再読;ドイツ民法典と「共同体思想」)
- 第2部 社会・経済と法(借地借家法制と市場経済;社会の矛盾と法・国家の役割)
「BOOKデータベース」 より