太陽圏の物理
著者
書誌事項
太陽圏の物理
（岩波講座物理の世界 / 佐藤文隆 [ほか] 編, . 地球と宇宙の物理||チキュウ ト ウチュウ ノ ブツリ ; 2）
岩波書店, 2002.11
- タイトル読み
-
タイヨウケン ノ ブツリ
大学図書館所蔵 全281件
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p[89]-90
内容説明・目次
内容説明
太陽のまわりはたんなる真空ではない。マッハ１０以上にも達する超音速プラズマ風が衝撃波を形成し、太陽からの磁力線が乱流のように屈曲・進展を繰り返すダイナミックな世界である。探査機によって観測可能な、いわばもっとも手近な宇宙「太陽圏」は、宇宙空間での物理過程を知るうえで重要な手がかりともなる。最新の太陽圏像とその背後にある興味深い物理を紹介する。
目次
- １ 太陽圏プラズマの世界（宇宙線の太陽モジュレーション—太陽圏研究の発祥；可視化のインパクト ほか）
- ２ 無衝突プラズマにおける相互作用の物理（Ｖｌａｓｏｖ方程式系；Ｖｌａｓｏｖ方程式系の線形化 ほか）
- ３ 太陽圏と高エネルギー粒子（移流拡散方程式；宇宙線の強度勾配 ほか）
- ４ 磁気リコネクションの物理（磁力線の凍結；磁力線凍結定理の破綻と磁気リコネクションの発生 ほか）
- ５ 太陽圏研究の将来（太陽圏外縁へ；太陽近傍へ ほか）
「BOOKデータベース」 より