書誌事項

日本の語り物 : 口頭性・構造・意義

時田アリソン, 薦田治子編

(日文研叢書 = Nichibunken Japanese studies series, 26 . 国際日本文化研究センター共同研究報告||コクサイ ニホン ブンカ ケンキュウ センター キョウドウ ケンキュウ ホウコク)

国際日本文化研究センター, 2002.10

タイトル別名

Nihon no katarimono

日本の語り物 : 口頭性構造意義

タイトル読み

ニホン ノ カタリモノ : コウトウセイ・コウゾウ・イギ

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注記

その他のタイトル「Nihon no katarimono」は標題紙裏による

参考文献: 章末

全文: http://publications.nichibun.ac.jp/ja/item/niso/2002-10-31/pub

収録内容

  • 語り物の概念化へむけて / 時田アリソン [執筆]
  • 「語り物」の用語史 / 蒲生郷昭 [執筆]
  • 口誦と文字テクスト : 九州盲僧琵琶をめぐって / 山下宏明 [執筆]
  • 水のながれ「淌水 (タンシュイ)」 : 中国・語り物テキストの即興的創作 / 井口淳子 [執筆]
  • 潜在的にテクストに基づいているオーラル・コンポジション : ある琵琶弾きの証言より / ヒュー・デフェランティ [執筆]
  • 語り物における文字テクスト(台本)の機能 : 筑前盲僧琵琶の琵琶歌(筑前琵琶)化、および「平家」語りの近世平曲化をめぐって / 兵藤裕己 [執筆]
  • 筑前琵琶古典芸能への道 : 20世紀における語り物芸能の「改良」と成熟 / シルヴァン・ギニャール [執筆]
  • 祭文・神楽・太夫 : 高知県物部村「いざなぎ流」の世界 / 斎藤英喜 [執筆]
  • 『平家物語』のナラトロジーに関する一考察 / マイケル・ワトソン [執筆]
  • 語り物の構造モデル / 時田アリソン [執筆]
  • 楽劇の諸種目に共通する分節法の試み / 横道萬里雄 [執筆]
  • 語り物の音楽構造 / 薦田治子 [執筆]
  • 仏教儀礼における「語り物」の音楽構造 : 表白・講式を例として / 澤田篤子 [執筆]
  • 義太夫節の音楽構造と文字テクスト / 山田智恵子 [執筆]
  • 地歌・箏曲と語り物の接点 / 野川美穂子 [執筆]
  • 長唄における語り物性 / 小塩さとみ [執筆]
  • 三味線音楽への新しいアプローチ : 計算機を用いた分析の可能性 / 矢向正人 [執筆]
  • 浄瑠璃社会の構造 : 享保元文期の場合 / 武内恵美子 [執筆]
  • 明治の浄瑠璃『壺坂霊験記』における「生き返り」 : 選ばれた「伝統」と人気の要因 / 細田明宏 [執筆]
  • 語りの力をめぐる批評の分析にむけて : 民科芸術部会における浪曲批判を中心として / 真鍋昌賢 [執筆]

関連文献: 1件中  1-1を表示

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