生体系のコンピュータ・シミュレーション : タンパク質の構造をどこまで予測できるか

書誌事項

生体系のコンピュータ・シミュレーション : タンパク質の構造をどこまで予測できるか

岡崎進, 岡本祐幸 [編]

(化学フロンティア, 8)

化学同人, 2002.12

タイトル読み

セイタイケイ ノ コンピュータ シミュレーション : タンパクシツ ノ コウゾウ オ ドコマデ ヨソク デキルカ

注記

各章末: 参考文献

索引: p257-262

内容説明・目次

内容説明

本書では、生体系のコンピュータ・シミュレーション研究において世界的にも第一線の研究を進めている日本の代表的な若手研究者を中心に執筆をお願いし、それぞれの分野における研究の現状と将来の方向性について鋭く切り込んでいただくことを目指した。1部では、生体系に対するコンピュータ・シミュレーションの方法論と、それに基づいたソフトウェア、ハードウェアの開発の現状を整理。2部では、タンパク質のコンピュータ・シミュレーションに話題を絞り、フォールディングや構造予測の問題、そして水中における安定性やダイナミクスについて考察。3部では、生体系においてもうひとつの重要なカテゴリーを構成している生体膜について議論する。4部では、創薬に代表される産業界での重要な応用研究について述べる。

目次

  • 座談会 コンピュータ・シミュレーションはどこまで生体系に迫れるか
  • 1部 生体系のコンピュータ・シミュレーション手法(巨大システムの取り扱い;拡張アンサンブルの方法 ほか)
  • 2部 タンパク質のコンピュータ・シミュレーション(タンパク質をめぐる疑問とシミュレーション;全原子模型のタンパク質のフォールディング ほか)
  • 3部 生体膜のコンピュータ・シミュレーション(脂質二重層膜;生理活性分子と脂質膜 ほか)
  • 4部 創薬など応用研究をめざしたコンピュータ・シミュレーション(分子シミュレーションによる物質の生体膜透過性の予測は可能か?;ドッキングシミュレーションの創薬への応用 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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