柳田国男を歩く : 遠野物語にいたる道
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書誌事項
柳田国男を歩く : 遠野物語にいたる道
岩波書店, 2002.11
- タイトル読み
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ヤナギタ クニオ オ アルク : トオノ モノガタリ ニ イタル ミチ
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注記
『書斎の窓』の連載 (1988年11月号-1990年12月号) を大幅に加筆・修正してまとめたもの
主な参考資料: p267-268
内容説明・目次
内容説明
「私の家は日本一小さい家だ…じつは、この家の小ささ、という運命から私の民俗学への志も源を発したといってもよいのである…」(『故郷七十年』)と晩年に語らしめた「故郷」には何があったのか。貧しい生い立ちから、やがて文学に目覚め、田山花袋や島崎藤村、国木田独歩らと親しく交流した若き詩人としての姿を丁寧に描出。詩と訣別後、「孤高の農政学者」の懊悩を経て、「峠」へ、そして遠野物語へとたどりつくまで。日本民俗学の父で、日本思想史上に大きな足跡を残した柳田国男。その「民俗学」以前の原風景をたどる。
目次
- 日本一小さい家
- 「国男少年」考
- 第二の故郷
- 青春
- うたの別れ…
- 孤高の農政学
- 遠野ヘの道のり
「BOOKデータベース」 より