かぐや姫幻想 : 皇権と禁忌
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かぐや姫幻想 : 皇権と禁忌
森話社, 2002.11
- : 新装版
- タイトル読み
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カグヤヒメ ゲンソウ : コウケン ト キンキ
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内容説明・目次
内容説明
物語文学の祖『竹取物語』。神話や幻想に彩られた聖女・かぐや姫の物語には天と地が互いを禁忌とする帝=皇権の“罪”が深々と主題化されている…不死の物語・物語の不死。『源氏物語』、そして三島『豊饒の海』へ…。
目次
- 1 王権を分割するもの(翁と姫—神話から物語へ;階層を越境する求婚者たち ほか)
- 2 隠蔽としての相互タブー—皇権/神権の詐術(もたらされた罪—ナショナリティの起源;衛府と天皇—天人追討のしくみ ほか)
- 3 タタリと鎮魂—死のシャーマニズム(王朝のタタリ—日韓比較民俗学から;鎮魂の擬制—「富士の山」の祭儀 ほか)
- 4 不死の物語・物語の不死(王の死と身体—ケガレの制度史;もえる不死楽—仁明皇権と道教 ほか)
「BOOKデータベース」 より