明治人の教養
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明治人の教養
(文春新書, 293)
文藝春秋, 2002.12
- タイトル読み
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メイジジン ノ キョウヨウ
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注記
引用参考文献: p195-198
内容説明・目次
内容説明
近代日本は、勤勉な頭脳と卓抜な観察力、旺盛な読書力によって、新旧・和洋・東西を融合し、新しい日本文化の基礎を築くことに成功したが、その知的営みの精髄ともいうべき「教養」は、いまや消滅したかのように見える。では日本的「教養」とは、いかなるものであったか。近代日本の教養形成の担い手となった知識人たち—森外三郎、狩野亨吉、西田幾多郎、河上肇、安倍能成、九鬼周造らの人格形成の過程を、日記・書簡・随筆などを通してたどる。
目次
- 小島政二郎と「明治の人間」
- 柳田国男の「明治的統一」
- 『チャタレイ夫人の恋人』を読む西田幾多郎
- 君山と寸心—「読書人」vs「思索者」
- 河上肇と「味噌汁の身」
- 森外三郎の京都一中
- リーダー・今西錦司の原点
- 「二代目」桑原武夫の客気
- キーパーソン・狩野亨吉
- ケーベルと漱石の間
- 「アンバイヨクナル」安倍能成
- 「長身・美貌・etc」vs「正反対」の九鬼・天野
- 辰野隆と福原麟太郎—「過去」と「現在」の微妙な関係
- 「教養」は時代を超えるか
「BOOKデータベース」 より