サンバガエルの謎 : 獲得形質は遺伝するか
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書誌事項
サンバガエルの謎 : 獲得形質は遺伝するか
(岩波現代文庫, 社会 ; 71)
岩波書店, 2002.12
- タイトル別名
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The case of the midwife toad
- タイトル読み
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サンバガエル ノ ナゾ : カクトク ケイシツ ワ イデン スルカ
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注記
初版: サイマル出版会1975年刊
参考文献: 巻末p1-10
内容説明・目次
内容説明
一九二〇年代、オーストリアの生物学者パウル・カンメラーはサンショウウオやサンバガエルを使用した実験で獲得形質が遺伝すると主張した。すぐさまダーウィン学派は彼の実験を偽造だと攻撃した。『真昼の暗黒』『偶然の本質』などで有名な作家ケストラーが、遺伝学論争に敗れたカンメラーの悲劇とアカデミズムの独善性を糾弾した白眉のドキュメント。
目次
- 1 異端の生物学者パウル・カンメラー
- 2 ラマルク学説とダーウィン学説の抗争
- 3 カンメラーが巻き起こした衝撃
- 4 ダーウィン学説の行き詰まりのなかで
- 5 カンメラー批判の始まり
- 6 標本の真偽をめぐる戦い
- 7 英国での講演と論争
- 8 センセーショナリズムの嵐
- 9 証拠—不正か陰謀か
- 10 悲劇的な死の謎
- エピローグ それでも進化する
「BOOKデータベース」 より