『きけわだつみのこえ』の戦後史
著者
書誌事項
『きけわだつみのこえ』の戦後史
(文春文庫, [ほ-4-5])
文芸春秋, 2002.12
- タイトル別名
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きけわだつみのこえの戦後史
- タイトル読み
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キケ ワダツミ ノ コエ ノ センゴシ
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内容説明・目次
内容説明
昭和二十四年の刊行以来、長く読み継がれてきた戦没学徒の遺稿集『きけわだつみのこえ』。しかし、この感動の書は遺族の手からも奪い取られ、特定の政治的意図を反映させた政争の具になり果てている。戦場に散った平和への願いと、遺族の衰悼の意が込められた「歴史的遺産」は、いかに踏みにじられていったのか。
目次
- 序章 戦没学徒と私
- 第1章 『きけわだつみのこえ』の誕生
- 第2章 バイブルへの道
- 第3章 倒された「わだつみ像」
- 第4章 「反天皇制」の中で
- 第5章 戦没学徒の「戦争責任」
- 第6章 追放された遺族
- 第7章 わだつみ学徒、五十年後の「死」
- 終章 次代にとっての「わだつみ」
「BOOKデータベース」 より