薄雲から幻まで
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薄雲から幻まで
(新潮文庫, た-14-26 . 源氏がたり / 田辺聖子著||ゲンジガタリ ; 2)
新潮社, 2003.1
- タイトル読み
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ウスグモ カラ マボロシ マデ
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注記
「田辺聖子の源氏がたり」(平成12年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
明石から都に戻った源氏は、太政大臣に昇進する。広大な邸に、紫の上をはじめ、花散里、明石の上、末摘花、空蝉、玉鬘、秋好中宮など関わりのあった女性すべてを集め、富と権力の頂点を極めたのだった。しかし、女三の宮との結婚は、紫の上の心に深い影を落とし、自らの運命にも波紋を投げかける。やがて紫の上に先立たれた源氏は、最愛の人を失った絶望と孤独に打ちひしがれる。
目次
- あるかなきかの朝顔(「薄雲」「朝顔」)
- 稚いはつ恋(「少女」)
- 忘れがたみの姫(「玉鬘」)
- 六条院・春から夏へ(「初音」「胡蝶」「蛍」)
- 六条院・夏から秋へ(「常夏」「篝火」「野分」)
- うたかたびとの運命(「行幸」「藤袴」「真木柱」)
- 栄える一族(「梅枝」「藤裏葉」)
- 女三の宮(「若菜」一)
- 恋の唐猫(「若菜」二)
- 女楽の夕(「若菜」三)
- 柏木の恋(「若菜」四)
- 美しい尼宮(「柏木」「横笛」「鈴虫」)
- すべてまぼろし(「夕霧」「御法」「幻」)
「BOOKデータベース」 より