宇治十帖
著者
書誌事項
宇治十帖
(新潮文庫, た-14-27 . 源氏がたり / 田辺聖子著||ゲンジガタリ ; 3)
新潮社, 2003.2
- タイトル別名
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田辺聖子の源氏がたり
- タイトル読み
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ウジ ジュウジョウ
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注記
「田辺聖子の源氏がたり」(平成12年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
源氏亡きあと、物語の主役は二人の貴公子、薫と匂宮に引き継がれる。光源氏の「業」を背負った物静かな薫と、奔放で色好みの匂宮は、親友同士だが、女人への愛情表現は好対照。が、皮肉なことに二人は同じ女性を愛してしまう。二人の愛を受けた薄幸の美少女浮舟は、板挟みに悩みつつ、拒絶もままならず、ついに宇治川に身を投げようとする…。華麗なる王朝絵巻、感動の完結編。
目次
- 匂宮と薫の君(「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」「橋姫」)
- 美しい姉妹(「橋姫」「椎本」)
- 恋のたくらみ(「総角」)
- 雪降りしきる宇治(「総角」「早蕨」)
- 匂宮のご婚儀(「宿木」)
- 忘れられぬ面影(「宿木」「東屋」)
- いなか乙女・浮舟(「東屋」)
- たちばなの小島(「浮舟」)
- 浮舟よ、いずこ(「浮舟」「蜻蛉」)
- かげろうよりはかなく…(「蜻蛉」)
- 救われた浮舟(「手習」)
- この世は夢の浮橋か(「手習」「夢浮橋」)
「BOOKデータベース」 より