王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史
著者
書誌事項
王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史
草思社, 2003.1
- タイトル別名
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Die Strafe der Venus
性病の世界史 : 王様も文豪もみな苦しんだ
- タイトル読み
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オウサマ モ ブンゴウ モ ミナ クルシンダ セイビョウ ノ セカイシ
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注記
文献目録: p252-253
内容説明・目次
内容説明
有史以来、人類は性病に悩まされてきた。王様も教皇も、詩人も画家も、まじめな人も、男も女も、ときにはなんの病気かもわからずに苦しんできた。宗教上のモラルから人類が解放されたのは最近のことだが、性病は中世にも猛威を振るったし、性的なものを極端に忌み嫌った近代ブルジョア社会でも、つねに人々の悩みの種だった。人類の歴史のあらゆる段階に、性病は影のようにぴったり寄り添っているのだ。この本は、これまであまり注目されてこなかった性病の歴史をたどりながら、男女関係や性に対する人々の価値観の変遷を浮き彫りにする異色の文化史である。
目次
- 第1章 梅毒にむしばまれたヨーロッパ(梅毒のきた道;性病の温床となった中世ヨーロッパの性風俗 ほか)
- 第2章 特効薬はないのか!(はじめはこんな治療法しかなかった;性病学の誕生 ほか)
- 第3章 時代は変わる(労働者とブルジョアのモラルのちがい;大都市の性病汚染 ほか)
- 第4章 エイズ、現代の梅毒か?(エイズヒステリー;最初の犠牲者たち ほか)
「BOOKデータベース」 より