「サヨナラ」ダケガ人生カ : 漢詩七五訳に遊ぶ
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「サヨナラ」ダケガ人生カ : 漢詩七五訳に遊ぶ
集英社, 2003.2
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サヨナラダケガ人生カ : 漢詩七五訳に遊ぶ
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サヨナラ ダケ ガ ジンセイ カ : カンシ シチゴヤク ニ アソブ
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Note
著者が個人誌「湖畔吟遊」に連載した漢詩戯訳から選別編集
編集: 柳川創造
Description and Table of Contents
Description
古来、漢詩は多くのインテリにとって教養そのものだった。返り点や送りを付けて読む読み下しは、日本人の素晴らしい発明であるが、今ここに、新しく漢字カタカナまじりの七五訳を紹介。古くは江戸時代の芭蕉門下の高弟たちも、近くは井伏鱒二も試みた、遊び心満点の漢詩戯訳。俳句、短歌の愛好家にもぜひ読んでいただきたい一冊。
Table of Contents
- 四季の情景を謳う(イクサノ果テル日ハイツカ—岳陽楼に登る(杜甫);クニニ帰ルハイツノ日ゾ—絶句(杜甫) ほか)
- 人生の哀歓を詠む(東京本社ヲ訪ネレバ—洛中に袁拾遺を訪ねしも遇わず(孟浩然);世渡リ巧者ガ出世シテ—喬侍御に贈る(陳子昂) ほか)
- 恋と友情と(桃ハイキイキソノ実ハ円ラ—『詩経』(桃夭);碧玉十六花ナラツボミ—情人碧玉の歌(孫綽) ほか)
- 酒と食を楽しむ(ハジメハ人ガ酒ヲ呑ミ—酒人某扇を出して書を索む(菅茶山);カニガ泡フクムスメガワラウ—何十三が蠏を送るに謝す(黄庭堅) ほか)
- 惜別のうた(キミハ空ユクチギレ雲—友人を送る(李白);黄鶴楼ヲアトニシテ—黄鶴楼に孟浩然が広陵へ之くを送る(李白) ほか)
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