両性具有の美
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両性具有の美
(新潮文庫, し-20-8)
新潮社, 2003.3
- タイトル読み
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リョウセイ グユウ ノ ビ
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注記
平成9年3月新潮社より刊行
内容説明・目次
内容説明
光源氏、西行、世阿弥、南方熊楠。歴史に名を残す天性の芸術家たちが結んだ「男女や主従を超えたところにある美しい愛のかたち」とは—。薩摩隼人の血を享け、女性でありながら男性性を併せ持ち、小林秀雄、青山二郎ら当代一流の男たちとの交流に生きた白洲正子。その性差を超越したまなざしが、日本文化を遡り、愛と芸術に身を捧げた「魂の先達」と交歓する、白洲エッセイの白眉。
目次
- オルランドー
- 菊花の契り
- 賎のをだまき
- 新羅花郎
- 女にて見ばや
- 稚児之草子
- 稚児のものがたり
- 天狗と稚児
- 夢現つの境
- 浄の男道
- 粘菌について
- 中世の花
- 鬼夜叉という名前
- 児姿は幽玄の本風也
- 天女の舞
- 竜女成仏
「BOOKデータベース」 より