自動販売機の文化史
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書誌事項
自動販売機の文化史
(集英社新書, 0187B)
集英社, 2003.3
- タイトル読み
-
ジドウ ハンバイキ ノ ブンカシ
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注記
主な参考文献: p252-253
内容説明・目次
内容説明
自動販売機の歴史は意外に古く、そのルーツは古代エジプトにまでさかのぼる。その後、一九世紀のイギリス、二〇世紀前半のアメリカで発展。日本にはすでに明治時代からあったが(日本人による第一号は1888年)、あまねく普及するのは二〇世紀後半のことである。今日の日本では全国津々浦々に普及し、その数は五五〇万台を超え、年間売上金額は七兆円に上る。世界一の「自動販売機大国」なのである。自動販売機はなぜ日本で発達したのか。自動販売機が人間や社会に与えた影響は何か。自動販売機の歴史と文化を豊富な図版を使って述べる。
目次
- 序章 「自動販売機」の見える風景
- 第1章 自動販売機二〇〇〇年の歩み—古代エジプトから二〇世紀アメリカまで
- 第2章 自動販売機大国への道—明治初期から今日まで
- 第3章 国が違えば事情も変わる—各国の自動販売機事情
- 第4章 日米に流行る理由、欧州に流行らぬ理由
- 第5章 文明の利器か、文化の破壊者か
「BOOKデータベース」 より