フランス法における契約規範と法規範
著者
書誌事項
フランス法における契約規範と法規範
法律文化社, 2003.3
- タイトル別名
-
フランス法における契約規範と法規範
- タイトル読み
-
フランス ホウ ニオケル ケイヤク キハン ト ホウキハン
大学図書館所蔵 件 / 全112件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
本書にまとめたものは、基本的方法のうえにフランス債務法における基礎理論のいくつかを我国に紹介したものである。とりわけ「規範」というものを考えるようになってからは、何らかの整理を試みるべく取り組んだ。「規範」の問題は、人をして他者に対して義務づけるものは何かという意味で債務発生原因論とも関連する。さらに、その延長には契約責任と不法行為の発生根拠との関係をいかに考えるべきかという問題がある。本書後半にまとめたものはそれらの問題にアプローチしたものである。
目次
- 第1章 フランスにおける契約の相対性原則をめぐって
- 第2章 フランス・ディリジズムと契約法—二〇世紀前半の管理経済が契約法に及ぼした影響についての一考察
- 第3章 契約と法の間—フランスにおける準契約概念をめぐって
- 第4章 債務発生原因論からみた意思と法—フランスにおける一九世紀の学説を通して
- 第5章 責任論からみた契約(関係)における契約規範と法規範—フランスにおける契約責任と不法行為責任の共存現象を素材として
- 第6章 「損害」概念の新たな一視点—perte d’une chance論が提起する問題を通して
- 第7章 フランスにおける不作為不法行為についての一考察—行為義務の観点から
「BOOKデータベース」 より