両性具有 : ヨーロッパ文化のなかの「あいまいな存在」の歴史
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両性具有 : ヨーロッパ文化のなかの「あいまいな存在」の歴史
原書房, 2003.3
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Les hermaphrodites aux XVIIe et XVIIIe siècles : Ouvrage rédigé avec le concours du Centre National du Livre
両性具有 : ヨーロッパ文化のなかのあいまいな存在の歴史
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リョウセイ グユウ : ヨーロッパ ブンカ ノ ナカ ノ アイマイナ ソンザイ ノ レキシ
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原書(Les Belles Lettres, 2001)の全訳
Description and Table of Contents
Description
「理想の体現」か、「冒涜的存在」か?文学、芸術、医学などそれぞれの分野で強い関心をもたれた「半陰陽なる者たち」。17、18世紀という時代は、この存在をめぐってどのように揺れ動いてきたのか。当時の文学・芸術・医学の膨大な資料をひもときながら克明に描く“薄明かり”のなかのヨーロッパ精神史。
Table of Contents
- 1 作り話(サルマキスとヘルマフロディトス、あるいは恋の情熱;イヴのいないアダム、あるいは自己充足;アウステル人とメガミクル、あるいは空想物語)
- 2 医療の確立(有無を言わせぬ明快さ;乗り越えがたいあいまいさ;夢の可能性)
- 3 審問(暴かれた古い歴史;マルシス、ダプルモン、ラファネル、マロールの裁判;「アンヌ=ジャン=バティスト」・グランジャン)
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