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加賀藩林野制度の研究

山口隆治著

(叢書・歴史学研究)

法政大学出版局, 2003.3

タイトル読み

カガハン リンヤ セイド ノ ケンキュウ

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注記

学位請求論文『加賀藩林制史の研究』 (中央大学) に既発表論文を一部加えてまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

「近世の林野は誰のものか」という問題意識から出発し、一貫して近世加賀藩・大聖寺藩および白山麓の林野制度を追究してきた著者が、前著『加賀藩林制史の研究』を軸に、その後の研究成果を大幅に増補した決定版。林制と改作法の関係、藩有林や留木制度の設定から民有林の成立、植林政策の推進と山林役職の整備、大聖寺藩の林制、白山麓の焼畑用地「むつし」と「あらし」について、さらには出作りの実態におよぶ。史料編として「山廻役御用勤方覚帳」、「礪波郡七木縮之覚」など4編を収録するとともに、研究者名索引、歴史人名・地名・事項索引を付す。

目次

  • 序章 林制研究史
  • 第1章 藩有林の設定
  • 第2章 留木制度の設定
  • 第3章 民有林の成立
  • 第4章 植林政策の推進
  • 第5章 山林役職の整備
  • 第6章 大聖寺藩の林制
  • 第7章 白山麓の「むつし」
  • 終章 本書の要約と今後の課題
  • 史料編

「BOOKデータベース」 より

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