江戸の釣り : 水辺に開いた趣味文化
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江戸の釣り : 水辺に開いた趣味文化
(平凡社新書, 179)
平凡社, 2003.4
- タイトル読み
-
エド ノ ツリ : ミズベ ニ ヒライタ シュミ ブンカ
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注記
釣りを中心とした時代年表: p245-248
参考文献: p249-254
内容説明・目次
内容説明
天下泰平の実現、波静かな内湾に面した立地、テグスの渡来などの条件が整ったことによって、趣味の釣りが江戸の町で誕生し、大発展を始めた。大名や旗本など武士階級の間で盛んになり、次第に町人や女性へ、さらに地方にまで広がっていった当時の釣りとは、そして釣り人や獲物の魚はどのようなものだったのか。その技と遊び心の世界を明らかにする、日本の「釣魚文化事始め」。
目次
- 第1章 武士の間に興った新たな遊び—第一期の江戸の釣り
- 第2章 旗本津軽采女の『何羨録』—第二期の江戸の釣り
- 第3章 生類憐みの令と釣りの禁制—十五年以上の断絶
- 第4章 庶民層への拡大—第三期の江戸の釣り
- 第5章 地方への拡大—諸藩、各地での釣り
- 第6章 幕末江戸の釣り模様—坂本龍馬から徳川慶喜まで
- 終章 日本の釣りの深層潮流
「BOOKデータベース」 より