スイス探訪 : したたかなスイス人のしなやかな生き方
著者
書誌事項
スイス探訪 : したたかなスイス人のしなやかな生き方
角川書店, 2003.4
- タイトル別名
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La Suisse telle qu'elle est
- タイトル読み
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スイス タンボウ : シタタカナ スイスジン ノ シナヤカナ イキカタ
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注記
『本の旅人』(平成13年8月号-14年10月号)に連載されたエッセイに大幅な書き下ろしを加え、単行本化したもの
内容説明・目次
内容説明
財布の紐は驚くほど堅いが、公共への財産寄付を厭わぬスイス人の金銭感覚。永世中立の小国にして、48時間あれば40万人を動員できる民兵制度。閉鎖社会と批判されつつ、国際ビジネス界を見事にリードする現実。世論を二分した末、やっと果たされた2002年3月の国連加盟。ヨーロッパ大陸の孤島スイスが、牧歌的イメージと裏腹に、その骨太な存在感を示し続ける原点とは何か。警察の世界から外交の世界へ飛び込んだ著者が、スイス大使として人々と語らい、現場を訪ね調べ、考え抜いた末にたどり着いたのは、人々の精神的支柱である共同体「ビュルガーゲマインデ」の存在であった…。スイスの知られざる知恵と力を、ユーモラスな筆致で綴ったエッセイ。
目次
- 第1章 歴史の刻印(ウイリアム・テルを知っていますか;ハプスブルク家;ジャン・ジャック・ルソー ほか)
- 第2章 アイデンティティの在処(民兵制度;民間防衛;共同体—ビュルガーゲマインデ)
- 第3章 深き懐(スイス人とカネ;ジョーク;祭り ほか)
「BOOKデータベース」 より