国際金融論 : グローバル金融危機の構造
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国際金融論 : グローバル金融危機の構造
(Basic books)
ミネルヴァ書房, 2003.5
新版
- タイトル読み
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コクサイ キンユウロン : グローバル キンユウ キキ ノ コウゾウ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
一九九〇年代は、まさに金融危機の十年であった。そのような金融危機は、一九九〇年の日本のバブル崩壊に始まり、その後も連続的に、かつまたグローバルな規模に波及する形で現れた。こうした現象は、世界金融史上、稀にみるほどのものであった。国際金融の現象は今日、人々の日常生活に深く係わるどころか、それを一触即発的に脅かすものと化している、といっても過言ではない。本書は、そうした一九九〇年代の現象を念頭に置きながら、現代国際金融の世界を、理論的、構造的、並びに制度的な観点から総合的に把握しようと試みたものである。
目次
- 国際金融をどう捉えるか
- 第1部 国際間決済の機能(国際収支の構造と調整;外国為替取引と為替政策;国際金融・資本市場の役割とデリヴァティヴ取引)
- 第2部 グローバル金融システムの構造(三大国際金融・資本市場の構造;ヨーロッパ統合下の金融・資本市場;銀行とノンバンクの国際金融活動;金融の自由化と金融危機)
- 第3部 国際金融の政治経済体制(戦後の国際通貨体制とアメリカの覇権;欧州通貨統合と国際協調;発展途上国の通貨危機と世界システム)
- 国際金融アーキテクチャーの再建に向けて
「BOOKデータベース」 より