天平万葉論
著者
書誌事項
天平万葉論
翰林書房, 2003.4
- タイトル読み
-
テンピョウ マンヨウロン
大学図書館所蔵 件 / 全60件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
天平期の万葉の世界は、唐はもとより、新羅や渤海などをも含む、当時の国際社会全体を反映したものであった。とは言え、それは「天平万葉」自身が描いた自画像にほかならない…。「天平万葉」に関する初の総合的研究。
目次
- 「天平万葉」とは何か
- 天平の断面図—作歌環境へのアプローチ(揺れる天平—狩の記事から覗く八世紀;万葉びとの庭、天平の庭—王の庭、民の庭;天平の芸能—女舞と大仏開眼会と;鑑真の「戒」と「禅」—『唐大和上東征伝』付載詩群の表現から;政争と陰謀の万葉びと—天平万葉の政治的世界)
- 天平を生きる—歌びとたちへのアプローチ(鎮懐石歌の表現方法—「鎮懐」の二義性をめぐって;倭歌における「物色」について—山部赤人の春雑歌四首;花鳥陰翳—高橋虫麻呂の霍公鳥歌;漂流する「女歌」—大伴坂上郎女論のために;「漢人」の上巳と「夷」の上巳と—天平期の宴席歌一斑)
- 環日本海万葉集—大伴家持と防人歌
「BOOKデータベース」 より