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天平万葉論

梶川信行, 東茂美編

翰林書房, 2003.4

タイトル読み

テンピョウ マンヨウロン

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内容説明・目次

内容説明

天平期の万葉の世界は、唐はもとより、新羅や渤海などをも含む、当時の国際社会全体を反映したものであった。とは言え、それは「天平万葉」自身が描いた自画像にほかならない…。「天平万葉」に関する初の総合的研究。

目次

  • 「天平万葉」とは何か
  • 天平の断面図—作歌環境へのアプローチ(揺れる天平—狩の記事から覗く八世紀;万葉びとの庭、天平の庭—王の庭、民の庭;天平の芸能—女舞と大仏開眼会と;鑑真の「戒」と「禅」—『唐大和上東征伝』付載詩群の表現から;政争と陰謀の万葉びと—天平万葉の政治的世界)
  • 天平を生きる—歌びとたちへのアプローチ(鎮懐石歌の表現方法—「鎮懐」の二義性をめぐって;倭歌における「物色」について—山部赤人の春雑歌四首;花鳥陰翳—高橋虫麻呂の霍公鳥歌;漂流する「女歌」—大伴坂上郎女論のために;「漢人」の上巳と「夷」の上巳と—天平期の宴席歌一斑)
  • 環日本海万葉集—大伴家持と防人歌

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA62090210
  • ISBN
    • 4877371710
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    285p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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