日本文化論の系譜 : 『武士道』から『「甘え」の構造』まで

書誌事項

日本文化論の系譜 : 『武士道』から『「甘え」の構造』まで

大久保喬樹著

(中公新書, 1696)

中央公論新社, 2003.5

タイトル別名

日本文化論の系譜 : 武士道から甘えの構造まで

タイトル読み

ニホン ブンカロン ノ ケイフ : ブシドウ カラ アマエ ノ コウゾウ マデ

内容説明・目次

内容説明

奈良・平安のいにしえから、日本人は自らの文化の特質について、さまざまな角度から論じてきた。それは、常に異国文化の影響下で自分たちの考え方やふるまい方を築いてきたことと密接な関係がある。本書は、明治以降、西欧文化が激しく流入する時期に焦点を絞り、一五人の思想家、学者、作家などによる代表的な日本文化論を比較文化的視点から読み解くことによって、近代日本人の自画像を検証する試みである。

目次

  • 序 鏡を覗きこむ日本人
  • 1 明治開国と民族意識のめざめ
  • 2 民俗の発見
  • 3 日本哲学の創造
  • 4 文人たちの美学
  • 5 伝統日本への反逆と新しい日本像の発見
  • 6 西欧近代社会モデル対伝統日本心性

「BOOKデータベース」 より

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