かくも繊細なる横暴 : 日本「六八年」小説論

書誌事項

かくも繊細なる横暴 : 日本「六八年」小説論

渡部直己著

講談社, 2003.3

タイトル読み

カクモ センサイナル オウボウ : ニホン ロクジュウハチネン ショウセツロン

注記

『群像』掲載の論文 (2001年1月-2002年12月) をまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

現代文学の最高水準を示しつづけた「六八年」とはいかなる時代だったのか。五人の作家は何を思考し表現しようとしたか。癒しの蔓延する日本を一撃。閉塞を突破するヒントがここにある。

目次

  • 第1章 古井由吉の「狂気」の一撃・転用・延命
  • 第2章 後藤明生による「健康」の企て
  • 第3章 大江健三郎の(無)頓着をよぎるもの
  • 第4章 中上健次の過激な「交錯線」
  • 第5章 金井美恵子の境界線

「BOOKデータベース」 より

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