保全遺伝学
著者
書誌事項
保全遺伝学
東京大学出版会, 2003.5
- タイトル別名
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Conservation genetics
- タイトル読み
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ホゼン イデンガク
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
引用文献: p[261]-292
内容説明・目次
内容説明
本書は3部構成になっている。第1部では、第1章において生物多様性における保全遺伝学の役割を示し、第2章では生物進化からみた保全遺伝学の課題にどう対処するかを論じ、第3章では種内多型からみたその課題を列挙し、保全遺伝学の意義づけを示そうと試みた。また、第4章では、国際的見地を含めた、いくつかの遺伝的多様性保全プロジェクトを紹介した。第2部では、染色体レベル、タンパク質レベル、DNAレベルから、それぞれ保全遺伝子の方法を概説し、さらに野外でのサンプリング法についてもふれた。バイオテクノロジーの専門書はすでに多数出版されているので、ここでは野生動物を対象とした分析法にできるだけ的を絞って、基本的な留意事項を紹介するよう心がけた。第3部では、大型哺乳類から昆虫まで、プロジェクトの研究成果を中心に野生動物の保全の実際を紹介した。
目次
- 1 保全遺伝学とはなにか(生物多様性と保全遺伝学;生物進化と保全遺伝学;種内多型と保全遺伝学 ほか)
- 2 保全遺伝学の方法論(染色体レベルの研究法;タンパク質レベルの研究法;DNAレベルの研究法 ほか)
- 3 野生動物の保全遺伝学(大型・中型哺乳類;小型哺乳類;海生哺乳類 ほか)
「BOOKデータベース」 より