坂口安吾
著者
書誌事項
坂口安吾
(庄司肇コレクション / 庄司肇著, 8)
沖積舎, 2003.6
- タイトル読み
-
サカグチ アンゴ
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注記
文献: p216-226
内容説明・目次
内容説明
坂口安吾は昭和30年の急逝の後しばらく忘れ去られ、その作品は埋もれていた。この時期に書かれた先駆的安吾論を集めた本書は、ファルスの精神を主軸に、矢田津世子伝説を木っ端微塵に打ち砕き、『吹雪物語』の汚名をすすぐなど、安吾論全盛の今日なお、驚くほどの鮮度で読者の心に迫ってくる。
目次
- 助走としての序章
- クラクラ
- 「風博士」のころ
- 「吹雪物語」のまえに
- 「吹雪物語」について
- 戦争中の安吾
- 戦後展望
- 安吾狂乱
- 「白痴」小論
- テキストについて
「BOOKデータベース」 より