緒方貞子 : 難民支援の現場から
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書誌事項
緒方貞子 : 難民支援の現場から
(集英社新書, 0199A)
集英社, 2003.6
- タイトル読み
-
オガタ サダコ : ナンミン シエン ノ ゲンバ カラ
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注記
参考文献: p218-219
内容説明・目次
内容説明
冷戦後の一〇年間、国連人道機関の一つであるUNHCRのトップとして世界の難民支援を指揮し、国際的に高い評価を得ている緒方貞子・前国連難民高等弁務官。頻発する危機や武力紛争の中で、彼女はどのように考え、決断し、行動したのか。同時多発テロ事件のあと世界はどこに向かおうとしているのか。「人間の安全保障」という考え方にはどんな可能性があるのか。—長時間のインタビューに関係者の証言をまじえて、その人と思想を生き生きと描き出す。自らの生い立ちを日米関係史に重ね、人道主義を力強く提唱した、アメリカでの講演『日本、アメリカと私—世界の課題と責任』を巻末に収録。
目次
- 序章 怒りを原動力にして
- 第1章 国連難民高等弁務官への道
- 第2章 「冷戦後」の始まり—クルド難民
- 第3章 「民族浄化」の中で—旧ユーゴ紛争1
- 第4章 国際政治と人道援助—旧ユーゴ紛争2
- 第5章 厳しさを増す人道援助—ルワンダ難民
- 第6章 紛争地域の再生に向けて
- 第7章 同時多発テロとアフガン難民支援
- 第8章 「人間の安全保障」に向けて
- 終章 イラク戦争、そして日本
「BOOKデータベース」 より